基本情報

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阿部 安成

ABE YASUNARI


職名

教授

学系

経済学系

プロフィール

【研究活動】ここ数年は①歴史と記憶、②都市スラム、③病という歴史への問い、を主題として研究をすすめている。とくに③については、「「衛生」という秩序」見市雅俊ほか編『疾病・開発・帝国医療:アジアにおける病気と医療の歴史学』(東京大学出版会、2001)や、「養生から衛生へ」岩波講座『近代日本の文化史』第4巻(岩波書店、2002)といった論考を発表した。今後、元ハンセン病者からの聞き取りなどをおこなう予定である。 【教育活動】今年度は大学入門セミナーを担当し、1回生にむけてテキストの読解、レポートの作成、口頭報告の要領などの技術と、歴史と現在をつなぐための思考の観点についての養成をはかっている。 【学内行政職務】2002.4−経済経営研究所評議員・調査資料室主任 経済経営研究所所蔵の旧彦根高等商業学校収集資料の保存・公開・活用につとめている。

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 生活史

  • 社会史

  • 近代日本

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 千葉大学  文学部  史学科日本専攻

    大学,1988年,その他,日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 一橋大学  社会学研究科  地域社会史

    博士課程,1995年,その他,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 文学修士,日本史,千葉大学,課程,1900年

学内職歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学 経済学部,教授,2000年03月 ~ 継続中

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 一橋大学 助手 その他の部署,助手,1995年 ~ 1997年

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 「歴史と人間」研究会,

  • 東京歴史科学研究会,

  • 歴史学研究会,

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 日本史

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 彦根高等商業学校の研究,1900年

    高等教育 戦前 日本史,個人研究

  • ハンセン病の研究,1900年

    ハンセン病 隔離 日本史,個人研究

  • 災厄の研究,1900年

    コレラ 地震 日本史,個人研究

  • 都市横浜の研究,1900年

    横浜 政治文化 日本史,個人研究

  • 文明開化の研究,1900年

    文明開化 民衆 日本史,個人研究

論文 【 表示 / 非表示

  • 「高商歴史:その史料と研究」,滋賀大学経済学部附属史料館研究紀要56号 (頁 1 ~ 12) ,2023年03月,阿部 安成

    研究論文(大学,研究機関等紀要),単著

  • 「ハンセン病をめぐる療養所を、訪う、知る、報せる(3完):「おひい様と呼ばれ」たひと井伊文子,彦根論叢424号 (頁 100 ~ 110) ,2020年07月,阿部 安成

    研究論文(大学,研究機関等紀要),単著

  • 「切片を集めて:ハンセン病をめぐる療養所の史料論へ」,研究紀要53号 (頁 31 ~ 45) ,2020年03月,阿部 安成

    研究論文(大学,研究機関等紀要),単著

  • 「造物である詩誌:ハンセン病をめぐる国立療養所大島青松園での詠歌の結びあいを記録する」,『国立大学法人滋賀大学研究推進機構環境総合研究センター研究年報』,16巻 1号 (頁 61 ~ 76) ,2019年08月,阿部 安成

    研究論文(大学,研究機関等紀要),単著

  • 「書史を伝えること、書史から考えること:国立療養所大島青松園で蔵書目録をつくる」,国立ハンセン病資料館研究紀要6号 (頁 17 ~ 42) ,2019年03月,阿部 安成

    研究論文(大学,研究機関等紀要),単著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 大島ユリイカ:ハンセン病をめぐる国立療養所大島青松園の歴史表象,滋賀大学経済学部,2019年,阿部 安成

    学術書,単著

  • 島の野帖から:ハンセン病の療養所がある島でのフィールドワークから歴史を縁どる試み,滋賀大学経済学部,2018年,阿部 安成

    学術書,単著

  • 島で:ハンセン病療養所の百年,サンライズ出版,2015年,阿部 安成

    学術書,単著

  • 透過する隔離:療養所での生をめぐる批評の在処,滋賀大学経済学部,2014年,阿部 安成

    学術書,単著

  • 浮遊する「記憶」,青弓社,2005年,矢野 敬一,木下 直之,野上 元,福田 珠己,阿部 安成

    学術書,共著

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総説・解説記事(速報、書評、報告書、記事他) 【 表示 / 非表示

  • 「二〇二三年回顧/動向収穫/日本史近代以後」,週刊読書人,2023年12月,阿部安成

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア),単著

    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者  

  • 「二〇二二年回顧/動向収獲/日本史近代以後」 ,週刊読書人3470号 ,2022年12月,阿部 安成

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア),単著

  • 「二〇二一年回顧/動向収獲/日本史近代以後」 ,『週刊読書人』,2021年12月,阿部 安成

    書評論文,書評,文献紹介等,単著

  • 「二〇二〇年回顧/動向収獲/日本史近代以後」,読書人,週刊読書人3370号 ,2020年12月,阿部 安成

    書評論文,書評,文献紹介等,単著

  • 「二〇一九年回顧/動向収穫/日本史近代以後」,読書人,週刊読書人3320号 ,2019年12月,阿部 安成

    書評論文,書評,文献紹介等,単著

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その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 「ハンセン病をめぐる療養所を、訪う、知る、報せる(2)―「人気俳優」と「社会社説担当」」Working Paper Series No.257、滋賀大学経済学部,2020年04月

    その他

  • 「ハンセン病をめぐる療養所を、訪う、知る、報せる(1)―「沖縄のらい者の父」青木恵哉」Working Paper Series No.295、滋賀大学経済学部,2020年03月

    その他

  • 「後続世代からみた牧原民衆史について」Working Paper Series No.292、滋賀大学経済学部,2019年11月

    その他

  • 「意にそわない―療養所の歴史を縁どる、過去との綾取り」Working Paper Series No.288、滋賀大学経済学部,2019年06月

    その他

  • 「読点、ひとつ―『大島青松園で生きたハンセン病回復者の人生の語り』を読む」滋賀大学経済学部Workin Paper Series No.267,2017年06月

    その他

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 「歴史と人間」研究会,その他の役職,1900年

  • 歴史学研究会,その他の役職,1900年

  • 東京歴史科学研究会,その他の役職,1900年

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 伊藤忠兵衛関連の資料保存のため,寄附金,2023年,丹羽宇一郎

  • 伊藤忠兵衛関連の資料保存のため,寄附金,2023年,丹羽宇一郎

  • 伊藤忠兵衛関連の資料保存のため,寄附金,2023年,丹羽宇一郎

  • 協定書のとおり,寄附金,2023年,伊藤忠商事株式会社 執行役員人事・総務部長 垣見俊之

  • 伊藤忠兵衛関連の資料保存のため,寄附金,2023年,丹羽宇一郎

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 歴史学方法論,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 地域社会・文化論,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 現代文化論特講Ⅰ,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 演習Ⅱ,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 演習Ⅳ,2024年10月 ~ 2025年03月

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学経済学部附属史料館企画展関連講演会,2022年10月

  • ハンセン病療養所内の交流会館(博物館類似施設)の展示と所蔵史料を活用した論文集の編集作業,2021年04月 ~ 継続中

  • 国立療養所大島青松園社会交流会館展示準備,2018年04月 ~ 2018年12月

  • 国立療養所大島青松園社会交流会館展示準備,2017年04月

メディア報道 【 表示 / 非表示

  • 大学・学問体験講座

    2020年12月

  • 2015年大島連続講演会

    2015年10月