基本情報

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谷口 伸一

TANIGUCHI SHINICHI


職名

特別招聘教授

学系

データサイエンス学系

プロフィール

【研究活動】データベースの応用をテーマにしている。たとえば、滋賀県の委託事業「滋賀県研究者情報データベース」では、研究機関が公開する研究者情報を自動収集し、シソーラスによる適合度を改善した検索サービス「ちえナビ」を提供した(2004年)。また、国土交通省の実証実験事業「まちめぐりナビプロジェクト」では、彦根市の観光魅力をマルチメディアデータベース化し、ユビキタスな観光サービス「彦根まちあそびケータイ」を提供した(2006年)。最近は、高齢者の歩行データや中山間地河川の水位データをセンシングして、データの可視化や分析、予測するIoT関連分野を研究テーマとしている。
【教育活動】必修科目「データベース」と「データサイエンス入門演習」を指導している。特に、データベースではMySQLとSQLWorkbenchを活用してデータベースの設計とSQLによるデータ操作の演習を取り入れている。
また、PBLを積極的に取り入れ、学生プロジェクトの成果を競う国際的コンペ(SIFE、現enactus)を指導し、日本代表として2度出場した(2007年・ニューヨーク大会、2010年・ロサンゼルス大会)。また、キャラクター「カモンちゃん」を学生らと考案して、地域の活性化に寄与するプロジェクトを指導し、「社会人基礎力育成グランプリ2012全国大会」に近畿地区代表として出場した。
【社会活動】米原市との協働事業として「ITをつかったみんなでささえる地域福祉のコミュニティづくり」を実施し、コミュニティが主体となった地域福祉事業に取り組んだ。
最近では、中山間地河川の水位を自動計測する装置を開発し、そのデータ分析から水位を予測するモデルを構築して、地域住民が科学的データにもとづき避難できる地域防災に資する研究を行っている。

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • データベース

  • データマイニング

  • プログラミング

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 静岡大学  工学部  電気工学

    大学,1976年03月,卒業,日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学  工学研究科

    博士課程,1997年03月,修了,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学),情報通信 / データベース,京都大学,論文,1997年03月, データベース並行処理制御システムにおける二相施錠方式の特性に関する研究

学内職歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター,特別招聘教授,2024年05月 ~ 継続中

  • 滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター,特任教授,2022年04月 ~ 2024年03月

  • 滋賀大学 データサイエンス教育研究センター,特任教授,2019年04月 ~ 2022年03月

  • 滋賀大学 経済学部,副学部長,2011年04月 ~ 2012年03月

  • 滋賀大学 経済学部,教授,2005年04月 ~ 2019年03月

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 京都橘大学 現代ビジネス学部,非常勤講師,2019年10月 ~ 2022年09月

  • 滋賀県立大学 人間文化学部,講師,1995年04月 ~ 2010年03月

  • 滋賀県立短期大学 工業部,講師,1990年04月 ~ 1995年09月

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • (財)情報処理学会,

研究分野 【 表示 / 非表示

  • データマイニング  / プログラミング

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 高齢社会デザイン,2015年 ~ 継続中

    高齢化、健康長寿、見守り、ICT,情報通信 / 生命、健康、医療情報学,機関内共同研究,その他の研究制度

    情報処理学会高齢社会デザイン研究部会
    (社福)ひだまり 理事

  • ユビキタスシステム,2004年 ~ 継続中

    ユビキタス,機関内共同研究

  • データマイニング,2003年 ~ 継続中

    データベース データウェアハウス データマイニング,国内共同研究

論文 【 表示 / 非表示

  • A Physical Strength Measurement and Analysis System for Elderly People Using Motion Sensors,2019 IEEE 10th Annual Ubiquitous Computing, Electronics & Mobile Communication Conference (UEMCON),2019年10月,Akira KAWAI,Shinichi TANIGUCHI,Hui Li LI,Shizue IZUMI

    研究論文(国際会議プロシーディングス),The system development and measuring walking abilities,共著,情報通信 / データベース,情報通信 / 生命、健康、医療情報学

  • モーションセンサーを用いた高齢者の体力測定手法,マルチメディ、分散、協調とモバイルシンポジウム,2019巻 2号 (頁 587 ~ 594) ,2019年07月,川井明、谷口伸一、李 慧麗、和泉 志津恵

    論文集(書籍)内論文,システムの設計と開発及び高齢者の居住環境におけるデータ測定の実施,共著,情報通信 / 生命、健康、医療情報学,情報通信 / データベース

  • ソーシャル・キャピタルを利用した高齢者見守りシステム,マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム論文集,2017巻 2号 (頁 753 ~ 760) ,2017年06月,陳鈞、谷口伸一、川井明

    論文集(書籍)内論文,共著,情報通信 / データベース

  • 滋賀県研究者情報システムのテキストマイニングによる性能改善について,彦根論叢399号 (頁 100 ~ 112) ,2014年03月,谷口伸一

    研究論文(学術雑誌),単著,情報通信 / データベース

  • Research in Community Based IT Tourism System ,Thai-Nichi Institute of Technology Academic Conference1号 (頁 205 ~ 211) ,2011年03月,SHINICHI TANIGUCHI

    研究論文(国際会議プロシーディングス),単著,情報通信 / データベース,人文・社会 / 観光学

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著書 【 表示 / 非表示

  • BASICによる情報検索プログラミング入門〔改訂増補版〕,その他の出版機関,1987年,その他の著者

    その他,共著

  • BASICによる情報検索プログラミング入門,その他の出版機関,1985年,その他の著者

    その他,共著

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 情報処理学会第78回全国大会,国内会議,2016年03月,高齢社会と自主防災のためのコミュニケーションシステム,口頭発表(一般),社会基盤(土木・建築・防災) / 社会システム工学,社会基盤(土木・建築・防災) / 安全工学,情報通信 / ウェブ情報学、サービス情報学

その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 高齢社会デザインのための高齢者支援と自主防災システムの研究開発,2015年04月 ~ 継続中

    その他

  • 販売データに基づくデータマイニングと経営戦略,2004年

    その他

  • 産学官連携支援のための研究者情報システム,2004年

    その他

  • 『滋賀ベンチャーズ・インフラ21』をモデルにした産学連携推進の実証研究報告,2003年

    その他

  • 産学連携を支援する情報システムの研究,2002年

    その他

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受賞 【 表示 / 非表示

  • HITAC賞(優良賞),1982年06月,その他,,(株)日立製作所

委員歴 【 表示 / 非表示

  • (財)情報処理学会,データ工学研究会運営委員,1996年04月 ~ 1997年03月

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 高齢社会デザインのための高齢者の自立維持と地域力向上に関する研究,その他,平成28年度陵水学術後援会学術調査・研究助成,2016年05月 ~ 2017年03月

    超高齢社会に突入している日本において、単身高齢者世帯の孤立や孤独は介護状態への移行、認知症の発症、早期死亡のリスクを約1.5倍に高める(斉藤雅茂、2015)。2025年問題と言われている団塊の世代が後期高齢者となるこの10年間に高齢者の自立維持のための高齢社会デザインが喫緊の課題となっている。
    本研究では、高齢者の身近な存在であるテレビを窓口として、①睡眠リズム、食事バランス、社会(集団)活動、テレビの視聴パターンなどのデータを収集し、②データ分析から健康長寿の延伸に寄与する健康生活指標を発見し、その指標に基づき高齢者一人ひとりに応じた改善指標をフィードバックして生活支援と見守りシステムを研究する。一方、③高齢者が住み慣れたところで地域の仲間と交流したり、地域密着型の医療・介護のスタッフとの連携を実現する地域コミュニティネットワークモデルについて研究する。

  • 科研費基盤研究(C):「ユビキタス社会のエコミュージアム創造に関する研究と実践」,基盤研究(C),2007年06月 ~ 2008年12月,独立行政法人日本学術振興会

    モバイル端末(例。携帯電話)を利用した観光魅力情報データベースシステムの開発と実証研究およびその二次情報取得のためのユビキタス道標の研究と開発

  • 滋賀県産学連携支援システムの研究と開発-滋賀県研究者情報データベース検索システム-,受託研究,一般受託研究,2003年04月 ~ 2008年03月,滋賀県

  • データマイニングによる購買情報の解析と販売戦略,受託研究,一般受託研究,2006年04月 ~ 2008年03月,民間企業

    洋食器の販売戦略におけるデータマイニングの応用について

  • 流砂の衝突音ならびに超音波映像による山地河川の流砂量計測システムの開発,基盤研究(C),1992年 ~ 1994年

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共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 高齢社会デザインのための実証実験,産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望する,技術相談,受託研究,共同研究

  • ユビキタス観光システム,産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望する,共同研究

  • Webとデータベースによる情報システムの応用開発,産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望する,技術相談,受託研究,共同研究

 

教育活動に関する受賞 【 表示 / 非表示

  • 社会人基礎力育成グランプリ2012近畿地区予選大会ー優秀賞,2011年11月,日本経済新聞社,滋賀大学カモンちゃんプロジェクト

 
 

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • (社福)ひだまり 理事,2014年04月 ~ 継続中

  • 彦根市工場設置奨励審査会委員,2004年04月 ~ 継続中

  • 独立行政法人日本学術振興協会審査委員,2009年04月

  • 彦根ユビキタス産業協議会 理事,2005年02月 ~ 2011年09月

  • 滋賀県商工観光労働部「滋賀県産業振興リエゾン会議委員」,2003年04月 ~ 2004年03月