基本情報

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糸乗 前

ITONORI SAKI


職名

教授

学系

教育学系

プロフィール

[研究活動] 細胞表面に存在する糖脂質は、その化学構造から細胞機能や生命現象に深く関わる機能分子であると考えられています。今までに糖脂質の機能を解明することを目的に、様々な無脊椎動物種を対象とした研究により、動物種に特有といえる糖脂質の糖鎖構造も見出してきました。無脊椎動物は我々人間にとっては感染症の媒介生物ともなりえる生物であり、これらの糖鎖構造の解析で病態の作用機序の解明に寄与できればと考えています。  [教育活動]  知財創造教育では、これからのSociety 5.0とも言われる時代を担ってくれる子供たちに、新しい創造をすることの楽しさを知ってもらい、自分のアイデアや工夫だけでなく、友達の創造したものを尊重することも大切にすることを目指しています。附属学校園やコア・サイエンス・ティーチャー(CST)の先生と共に知財創造教育の実践を行い、普及・推進していきます。  [社会的活動] 日本生化学会 近畿支部会 幹事・評議員(2007-現在)、日本油化学会 代議員(2016-現在)、日本糖質学会 評議員(2007-現在)、理数系教員養成拠点構築事業 実施担当代表(2009-2020)、滋賀県科学教育振興委員会 委員長(2009-現在)、内閣府知的財産戦略推進事務局 知財創造教育推進コンソーシアム検討委員会 委員(2020-現在)

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • スフィンゴ糖脂質

  • 化学構造解析

  • 知財創造教育

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学  教育学部  研究生(化学) 修了

    大学,1991年03月,その他,日本国

  • 東京大学  医学部  研究生(生化学) 修了

    大学,1990年03月,その他,日本国

  • 滋賀大学  教育学部  小学校教員養成課程

    大学,1988年03月,卒業,日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 東京大学  農学系研究科  応用動物科学専攻

    博士課程,1996年03月,その他,日本国

  • 東京大学  農学系研究科  応用動物科学専攻

    修士課程,1993年03月,その他,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(農学),応用動物科学,東京大学,課程,1996年03月, 胎盤の糖脂質とその発現調節

  • 修士(農学),応用動物科学,東京大学,課程,1993年03月, ラット胎盤における糖脂質の組成変化とその発現調節

学内職歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学 教育学部 滋賀大学教育学部附属中学校,附属校中学校長,2022年04月 ~ 継続中

  • 滋賀大学 兵庫教育大学大学院 連合学校教育学研究科,教授,2019年04月 ~ 継続中

  • 滋賀大学 教育学部,教授,2007年04月 ~ 継続中

  • 滋賀大学 大学院教育学研究科,副研究科長,2021年04月 ~ 2022年03月

  • 滋賀大学 兵庫教育大学大学院 連合学校教育学研究科,自然系教育連合講座 講座代表,2020年04月 ~ 2022年03月

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 糖鎖生命科学連携ネットワーク拠点 糖鎖研究支援システム,コラボレイティブフェロー,2022年04月 ~ 2024年03月

  • 聖泉大学 人間科学部,非常勤講師,2022年04月 ~ 継続中

  • 聖泉大学 看護学部,非常勤講師,2019年04月 ~ 継続中

  • 立命館大学大学院 理工学研究科,客員教授,2010年04月 ~ 2011年03月

  • The Johns Hopkins Univ., School of Med., Postdoc. その他の部署,その他の経歴,1997年 ~ 2000年

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本理科教育学会,2022年02月 ~ 継続中,

  • 日本知財学会,2021年04月 ~ 継続中,

  • 日本教育学会,2021年04月 ~ 継続中,

  • 日本油化学会,2000年04月 ~ 継続中,

  • 日本糖質学会,2000年04月 ~ 継続中,

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 構造生物化学

  • 生体関連化学

  • ライフサイエンス / 機能生物化学

  • ライフサイエンス / 応用生物化学

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 小学校教諭1種免許

  • 中学校教諭1種免許

  • 高等学校教諭1種免許

  • 危険物取扱者(甲種)

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 複合糖脂質の構造解析と機能解析,1987年04月 ~ 継続中

    複合糖質 糖脂質,ライフサイエンス / 構造生物化学,国内共同研究

論文 【 表示 / 非表示

  • Structural analysis of Ceramide Aminoethyl Phosphonate Derived from Pacific Oyster (Crassostrea gigas) By-product ,Trace Nutrients Research,40巻 (頁 46 ~ 51) ,2023年09月,Sugimoto K, Itonori S, Hosomi R, Ishida T, Matsui H, Yoshida M, Fukunaga K.

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Enzymatically synthesized exopolysaccharide of a probiotic strain Leuconostoc mesenteroides NTM048 shows adjuvant activity to promote IgA antibody responses (共著),Gut Microbes,13巻 1号 (頁 1 ~ 17) ,2021年07月,Chiaki Matsuzaki, Yukari Nakashima, Ikuto Endo, Yusuke Tomabechi, Yasuki Higashimura, Saki Itonori, Koji Hosomi, Jun Kunisawa, Kenji Yamamoto, Keiko Hisa

    DOI:https://doi.org/10.1080/19490976.2021.1949097,研究論文(学術雑誌),共著

  • Structural analysis of neutral glycosphingolipids from the silkworm Bombyx mori and the difference in ceramide composition between larvae and pupae,J. Biochem.,163巻 3号 (頁 201 ~ 214) ,2018年03月,Itonori S, Hashimoto K, Nakagawa M, Harada M, Suzuki T, Kojima H, Ito M, Sugita M.

    DOI:10.1093/jb/mvx072,研究論文(学術雑誌),共著

  • Characterization of a Novel Rhamnose-containing Acidic Glycosphingolipid from the Ascidian Halocynthia aurantium (共著),J Oleo Sci.,66巻 3号 (頁 285 ~ 295) ,2017年03月,Kojima H, Shinohara R, Itonori S, Ito M.

    DOI:10.5650/jos.ess16150,研究論文(学術雑誌),共著

  • 持続可能な社会の構築とこれからの環境・エネルギー教育 : 国連人間開発指数(UN/HDI)1位のノルウェーから日本の教育への示唆 (共著),滋賀大学環境総合研究センター研究年報,13巻 1号 (頁 39 ~ 47) ,2016年07月,藤岡達也,糸乗 前,大山真満

    研究論文(大学,研究機関等紀要),共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • Glycoscience Protocols (GlycoPODv2) Structural elucidation of oligosaccharides in glycosphingolipids by permethylation and methanolysis.,U.S. National Library of Medicine,2022年05月,Saki Itonori

    学術書,査読,Structural elucidation of oligosaccharides in glycosphingolipids by permethylation and methanolysis.,分担執筆

  • 無脊椎動物のスフィンゴ糖脂質構造の多様性,セラミド研究の新展開 ~基礎から応用へ~ セラミド研究会,2019年06月,糸乗 前

    学術書,分担執筆

  • Structural Analysis of Phospho-Glycosphingolipids in Lower Animals,Experimental Glycoscience, Glycochemistry, Springer,2008年,Saki Itonori, Mutsumi Sugita

    学術書,分担執筆

  • 3.15 Glycophylogenetic Aspects of Lower Animals,Comprehensive Glycoscience, From chemistry to system biology, Elsevier Press UK,2007年,Saki Itonori, Mutsumi Sugita

    学術書,分担執筆

  • 第二版 油化学辞典,分担執筆,その他の出版機関,2006年,その他の著者

    その他,共著

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総説・解説記事(速報、書評、報告書、記事他) 【 表示 / 非表示

  • 授業で使える知財創造教育コンテンツ SDGsと価値創造~探求の入り口~ 活用の手引き,特許庁総務部企画調査課,特許庁総務部企画調査課 高等学校での効果的な知財創造教育に資する環境整備に関する調査研究委員会,2022年03月,木村 友久,糸乗 前,井上 浄,斉藤 明日香,村上 靖幸,吉田 拓也

    会議報告等,共著

  • ニュー・ノーマルを担う人材の育成に向けて―知財創造教育の普及・実践―,内閣府知的財産戦略推進事務局,知財創造教育推進コンソーシアム 普及実践ワーキンググループ,2021年03月,木村 友久,糸乗 前,世良 清,原 直子,針谷 玲子

    会議報告等,共著

  • 理科指導力向上研修の企画研究プロジェクト~滋賀CST研究会活動~ ,滋賀大学教育学部,教育実践総合センター年報7号 (頁 66 ~ 67) ,2024年03月,大山 真満,糸乗 前

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要),単著

  • 理科指導力向上研修の企画研究プロジェクト~小中連携授業を構想する~,滋賀大学教育学部,教育実践総合センター年報7号 (頁 64 ~ 65) ,2024年03月,糸乗 前,大山 真満

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要),単著

  • 知財教育とは何か?その意義を問う!―日本知財学会知財教育分科会が進める知財教育学ー,一般社団法人知的財産研究教育財団,IPジャーナル,28巻 (頁 7 ~ 12) ,2024年03月,世良 清,渥美 勇輝,糸乗 前 他11名

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌),2.2知財創造教育の実践と普及:子どもたちの創造性の育成のために,単著

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産業財産権 【 表示 / 非表示

  • 特許権,ヒト血液型試薬,杉田陸海, 糸乗 前, 櫛 泰典, 石井 達, 大西正男, 木下幹男, 小野治三郎, 福光 聡, 間 和彦, 小林洋一, 山口昭博, 大庭 潔, 四宮紀之

    出願番号( 2005-92784,2005年03月28日 ) 公開番号( 2006-275648,2006年10月12日 ) 登録番号( 4484151,2006年(年月日),2006年 ) ,日本国

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 日本知財学会 第21回年次学術研究発表会,国内会議,2023年11月,2023年11月18日, 知財学会 21 年、知財教育分科会 16 年目に考える,シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

  • 第40回日本微量栄養素学会学術集会,国内会議,2023年06月,2023年06月24日,マガキ (Crassostrea gigas) 加工残渣中セラミドアミノエチルホスホン酸の構造解析,口頭発表(一般)

  • 第62回知財教育研究会,国内会議,2022年06月,滋賀大学教育学部附属学校における知財創造教育の実践報告,口頭発表(一般)

  • 第62回知財教育研究会,国内会議,2022年06月,滋賀大学コア・サイエンス・ティーチャーによる知財創造教育の実践報告,口頭発表(一般)

  • 第80回日本教育学会 ラウンドテーブル,国内会議,2021年08月,ニューノーマル時代の知的財産の学習を考える,シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)

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その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学教育学部附属小学校研究発表協議会 共同研究者,2023年11月

    フィールドワーク

  • 滋賀大学教育学部附属小学校これからの学びを語る会 研究協力者,2023年08月

    フィールドワーク

  • 滋賀大学教育学部附属小学校研究発表協議会 共同研究者,2022年11月

    フィールドワーク

  • 滋賀大学教育学部附属中学校研究協議会 代表者,2022年08月

    フィールドワーク

  • 滋賀大学教育学部附属小学校研究発表協議会 共同研究者,2021年11月

    フィールドワーク

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 日本知財学会,知財教育分科会 幹事副代表,2022年04月 ~ 継続中

  • 日本知財学会,学会誌査読委員,2022年04月 ~ 継続中

  • 日本生化学会,代議員,2019年11月 ~ 継続中

  • セラミド研究会,査読者,2018年12月 ~ 2019年01月

  • 日本生化学会近畿支部会,奨励賞審査委員,2017年04月 ~ 2019年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 先進的な理科教育に関する研究,寄附金,2019年,株式会社新興出版社啓林館

  • 先進的な理科教育に関する研究,寄附金,2018年,株式会社新興出版社啓林館

  • 先進的な理科教育に関する研究への助成,寄附金,2017年,株式会社新興出版社啓林館

  • 先進的な理科教育に関する研究への助成金,寄附金,2016年,株式会社新興出版社 啓林館

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 教職実践演習(教諭),2024年10月 ~ 2025年03月

  • 化学演習ⅡB,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 化学実験,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 中等理科教材内容論Ⅱ,2024年10月 ~ 2025年03月

  • 理科実験実習法Ⅱ,2024年10月 ~ 2025年03月

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教育活動に関する受賞 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学職員表彰「学長賞」個人表彰,2010年03月,滋賀大学,個人表彰

 
 

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県科学教育振興委員会 委員長,2009年04月 ~ 継続中

  • 大津市科学館運営協議会 委員長,2014年05月 ~ 継続中

  • 草津市立教育研究所運営委員会 委員長,2018年06月 ~ 継続中

  • 一般社団法人 滋賀県発明協会 理事,2024年06月 ~ 継続中

  • 化学グランプリ・オリンピック委員会 一次選考会場運営,2023年06月 ~ 継続中

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メディア報道 【 表示 / 非表示

  • 学生科学賞 成果たたえる 栗東で表彰式

    2023年10月30日

    執筆者:本人以外  

  • 学生科学賞 中央審査へ6点

    2023年10月27日

    執筆者:本人以外  

  • 滋賀大学教育学部 高大連携 教職探究講座 企画運営と実施

    2018年12月

  • 滋賀大学教育学部 高大接続探究講座 企画運営と実施

    2017年08月

  • 日本油化学会 油化学関連シンポジウムin滋賀 コーディネーター

    2016年10月

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