基本情報

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中川 雅央

NAKAGAWA Masao


職名

助教

学系

データサイエンス学系

生年

1969年

ホームページ

https://sites.google.com/view/nakagawamasao/

プロフィール

【研究活動】人間と機械が共生することができる技術の開発を目指して,人間とコンピュータのインタラクションの仕組みを明らかにしたい.そこで積極的にヒューマンエラーを包含した信頼性工学に基づくシステム設計の方法論および確率モデル化による多変量解析やデータ分析の評価法に関する研究を続けている.人間の持つ高度な学習能力・推論能力に対して情報システムの高機能化をいかにして融合させるのかを,ナチュラルコンピューティングを応用した情報科学的アプローチから解明することができれば,情報が氾濫する現代社会において人間が情報を取捨選択する能力・効率をさらに向上でき,ひいては社会の発展に寄与できるものと考えている.
【教育活動】情報科学およびシステム工学の視点から,情報技術との付き合い方(情報倫理)やPPDACサイクルなどのシステム思考に主眼をおいた情報教育を実践し,あらゆるシステムを構成する要素として人間が存在しているという概念の理解を教育目標としている.
【社会的活動】高度情報化社会を迎えるにあたりDX(デジタルトランスフォーメーション)に寄与するため,滋賀県EBPMモデル研究事業や滋賀県教育委員会や滋賀県内の県立学校および彦根商工会議所等との協力活動としてデータサイエンスやデジタルリテラシーに関する講演を積極的に行っている.
【学内行政職務】主に情報教育システムの仕様策定や情報セキュリティポリシーの策定および個人情報保護規定の策定などを担当

研究シーズ

データ解析によるシステム信頼性のヒューマンファクタ

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • システム工学

  • ヒューマンファクタ

  • ワイブル解析

  • 信頼性工学

  • 品質管理

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出身大学 【 表示 / 非表示

  • 大阪工業大学  工学部  経営工学科

    大学,1993年,卒業,日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 甲南大学  自然科学研究科  情報システム工学専攻

    博士課程,2008年03月,その他,日本国

  • 大阪工業大学  工学研究科  経営工学専攻

    修士課程,1995年03月,修了,日本国

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学),ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 制御、システム工学,甲南大学,論文,2008年03月, 欠陥検査のための知覚特性の評価法とその応用に関する研究

  • 修士(工学),ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 制御、システム工学,大阪工業大学,課程,1995年03月

学内職歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター,助教,2022年04月 ~ 継続中

  • 滋賀大学 データサイエンス教育研究センター,助教,2019年04月 ~ 2022年03月

  • 滋賀大学 データサイエンス教育研究センター,助教,2018年01月 ~ 2019年03月

  • 滋賀大学 情報処理センター,助教,2018年01月 ~ 2019年03月

  • 滋賀大学 情報処理センター,助手,2016年04月 ~ 2017年12月

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学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 放送大学 滋賀学習センター,非常勤講師,2021年10月 ~ 継続中

  • 龍谷大学 理工学部 機械システム工学科,非常勤講師,2015年04月 ~ 2020年03月

  • 滋賀県立大学 工学部,非常勤講師,2008年10月 ~ 2018年03月

  • 甲南大学 知的情報通信研究所,客員特別研究員,2008年04月 ~ 2010年03月

  • コンピュータ日本学院専門学校 (情報社会学,アルゴリズムとデータ構造,コンピュータグラフィックデザイン,オブジェクト指向設計) その他の部署,非常勤講師,1995年04月 ~ 1996年07月

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本材料学会,2008年06月 ~ 継続中,

  • 情報処理学会,2001年01月 ~ 継続中,

  • 日本機械学会,1998年09月 ~ 継続中,

  • 日本経営工学会,1995年 ~ 継続中,

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 社会システム工学

  • 情報通信 / 計算科学

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 制御、システム工学

  • 情報通信 / 知能情報学

  • 情報通信 / ヒューマンインタフェース、インタラクション

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研究経歴 【 表示 / 非表示

  • タブレット端末を利用したテニスの新たなゲーム分析ソフトの開発と実用化,2015年04月 ~ 2018年03月

    科学研究費補助金

  • 欠陥検査時のヒューマン因子の複合材料信頼性設計に及ぼす影響度解析,2003年04月 ~ 2007年03月

    科学研究費補助金

  • 高度情報化社会における人間とコンピュータの相互作用に関する研究,2005年04月 ~ 2006年03月

    民間学術研究振興費補助金

  • 信頼性設計の実用化のための複合材料画像解析システムの研究,1999年04月 ~ 2003年03月

    科学研究費補助金

  • 人間と機械(システム)のインタラクション(相互作用)に関する研究,1996年08月 ~ 継続中

    人間機械系 知能情報処理 統計解析,個人研究

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論文 【 表示 / 非表示

  • MASによる3次元避難モデルの検討,JCOSSAR 2015 (第8回 構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム) 講演論文集,6巻 ,2015年10月,三好哲也, 中易秀敏, 中川雅央

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等),共著

  • 材料欠陥検査における検査員の技量評価と分類法に関する研究,材料,63巻 2号 (頁 98 ~ 103) ,2014年02月,中川雅央,中易秀敏,三好哲也

    研究論文(学術雑誌),共著

  • Analysis of Evacuation Behavior in Aircraft Accident Using Evacuation Model Based on MAS,2013 International Conference on Biometrics and Kansei Enginerring (頁 172 ~ 177) ,2013年07月,Tetsuya Miyoshi, Hidetoshi Nakayasu, Midori MORI, Masao Nakagawa

    研究論文(国際会議プロシーディングス),共著

  • Human Cognitive Reliability Analysis on Drivers Using Simulator Experiments,Journal of Japan Industrial Management Association,62巻 (頁 1 ~ 8) ,2012年02月,Hidetoshi Nakayasu, Masao Nakagawa, Tetsuya Miyoshi and Patrick Patterson

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 運転状況の変化に基づく運転作業者の知覚と認知特性の実験的分析,JCOSSAR 2011 (第7回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム) 講演論文集,6巻 (頁 506 ~ 511) ,2011年10月,中易秀敏, 青木大和, 三好哲也, 中川雅央

    研究論文(研究会,シンポジウム資料等),共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 各種事例から学ぶ官能評価,304-319,2008年,山口静子,神宮英夫,斉藤尚仁,早川文代,内田治,小島隆矢,三好美浩,樋口貴広,庄司健,田口澄恵,畑山俊輝,坂田愼一,吉田浩一,菅原芳明,木村公子,平間昭光,妹尾正巳,秋山庸子,西嶋茂宏,内田享弘,奈良崎竜一,原田努,羽木貴志,金田弘挙,西松豊典,荒木円博,前野隆司,中川雅央,中易秀敏,鋤柄佐千子,野呂影勇

    その他,分担執筆

総説・解説記事(速報、書評、報告書、記事他) 【 表示 / 非表示

  • データサイエンス・機械学習・統計処理に関する基礎と応用~2.機械学習の基礎,日本材料学会,材料,73巻 8号 (頁 682 ~ 688) ,2024年08月,野村泰稔, 中川雅央

    DOI:10.2472/jsms.73.682,記事・総説・解説・論説等(学術雑誌),共著

  • データサイエンス・機械学習・統計処理に関する基礎と応用~1.データサイエンス・AIの考え方,日本材料学会,材料,73巻 7号 (頁 618 ~ 624) ,2024年07月,中川雅央, 野村泰稔

    DOI:10.2472/jsms.73.618,記事・総説・解説・論説等(学術雑誌),共著

    担当区分:筆頭著者  

  • 金属材料の静的強度特性値によるS-N曲線の統計的推定と今後の展開,日本材料学会,材料,70巻 12号 (頁 931 ~ 937) ,2021年12月,伊藤勉,中村裕紀,向山和孝,境田彰芳,中川雅央,岡田憲司,酒井達雄

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌),共著

  • Historical Review on Origin and Application to Metal Fatigue of Probit and Staircase Methods and Their Future Prospects,日本材料学会,材料,70巻 3号 (頁 221 ~ 228) ,2021年03月,Masatoshi Kuroda, Akiyoshi Sakaida, Noriyasu Oguma, Masao Nakagawa, Takashi Matsumura, Tatsuo Sakai

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌),共著

  • プロビット法・ステアケース法の発祥経緯と金属疲労分野への適用と今後の展望,日本材料学会,材料,69巻 3号 (頁 190 ~ 196) ,2020年03月,黒田雅利,境田彰芳,小熊規泰,中川雅央,松村隆,酒井達雄

    記事・総説・解説・論説等(学術雑誌),共著

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産業財産権 【 表示 / 非表示

  • 特許権,検査基準決定方法,検査基準決定装置及び外観検査装置,林秀彦, 中易秀敏, 中川雅央

    出願番号( 特願2006-169390,2006年06月 ) 公開番号( 特開2007-333709,2007年12月27日 ) ,日本国

芸術・競技活動 【 表示 / 非表示

  • 第1回 初心者にもわかる信頼性工学セミナー テキスト,2014年12月

    教材

  • 情報科学・システム工学 Web教材,1999年04月

    教材

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 第20回京都府私立中学高等学校教育研究大会,国内会議,2022年10月,2022年10月23日,高校でのデータサイエンス教育に期待すること,口頭発表(招待・特別)

  • 第162回信頼性工学部門委員会,国内会議,2022年09月,日本材料学会Web版疲労データベースシステムとマテリアルズインフォマティクス,口頭発表(一般)

  • スマートシティ・インスティテュート第14回WEBサロン,,2022年09月,行政の政策立案プロセスにおけるデータ利活用~滋賀県EBPMモデル研究事業~,

  • 第4回確率過程応用研究分科会,国内会議,2021年12月,マテリアルズインフォマティクスにおける人工知能(AI)の位置付けと確率過程,口頭発表(一般)

  • 安全工学シンポジウム2021,国内会議,2021年06月 ~ 2021年07月,デジタルトランスフォーメション(DX)の推進におけるサイバーレジリエンスの一考察,口頭発表(一般)

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その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀大学のデータ利活用に関する自治体との協働事業に関する現状、課題、可能性について,2021年11月

    その他

  • IT+教育最前線「しがだい方式による統合認証基盤構築の取り組み」,2008年07月

    その他

  • 甲南大学知的情報通信研究所講演会「教育の高度情報化と求められる情報基盤技術」,2008年02月

    その他

受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本材料学会信頼性工学部門委員会貢献賞,2021年12月,国内学会・会議・シンポジウム等の賞,,日本材料学会

  • 最優秀賞,2005年05月,その他,,日本経営工学会

  • 特別賞(技術賞),1992年10月,その他,,ロボリンピア92実行委員会(大阪市・大阪商工会議所)

委員歴 【 表示 / 非表示

  • 日本材料学会,信頼性工学部門委員会会計幹事,2022年04月 ~ 継続中

  • 日本材料学会,第67期通常総会・学術講演会 オーガナイザー,2017年05月 ~ 2018年05月

  • 日本材料学会,編集委員会査読委員,2013年06月 ~ 継続中

  • 日本材料学会,編集担当委員(部門),2013年06月 ~ 2020年05月

  • 日本材料学会,信頼性セミナー主査,2013年05月 ~ 継続中

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • データ駆動型アプローチによる超長寿命域の材料強度信頼性評価手法の開発,基盤研究(C),2022年

  • タブレット端末を利用したテニスの新たなゲーム分析ソフトの開発と実用化,基盤研究(C),2015年04月 ~ 2018年03月

  • 高度情報化社会における人間とコンピュータの相互作用に関する研究,その他,陵水学術後援会学術調査・研究助成,2005年04月 ~ 2006年03月,財団法人陵水学術後援会

    本研究担当者は滋賀大学における情報戦略・情報リスク管理部門に従事しており,これまで情報教育の面では滋賀県教育委員会(滋賀県総合教育センター)や彦根商工会議所等との協力活動で各種のシステム構築法について講演するなど,情報システムと教育すなわち人間とコンピュータとの関わり方の研究を継続的に行っている.私たちが利用する「情報」は今や社会基盤としての情報システム上で取り扱われている現状は,利用する人間にとって必ずしも人間にやさしいものとは言い難い.よりよい情報システムのあり方と人間との親和性という要素を考慮した新しい情報システムの設計法を開発し,調査や実験により検証する.

  • 欠陥検査時のヒューマン因子の複合材料信頼性設計に及ぼす影響度解析,基盤研究(C),2003年04月 ~ 2007年03月

    材料表面の欠陥検査画像解析を対象に,検査員の欠陥検出精度の向上と標準化を目標に,視覚情報を受容する生体の認知能力を評価する評価法の開発を目指した.特に,複数の感覚が合成されて対象物を認知するときの感覚間の関連性にも注目して評価する方法の開発も検討した.感覚情報の知覚能力を客観的かつ数量的に把握するため,知覚心理曲線に基づく数量化を採用し,検出確率評価実験を行った.実験は,FRPパネルの欠陥検査画像に基づく適用事例に対し,1属性と2属性の実験方法ならびに標準見本を作成し,実験により得られる心理測定曲線および各種特性(平均,分散,相関係数などの統計量)を用いた検出確率評価法を検討した.
    得られた研究成果の概要は以下の通りである.
    1.ステアケース法による実験方法は,被験者が判断した結果を有効に活用し,次の提示刺激の強度を決定する方法である.したがって,被験者の知覚限度近傍での判定データを大量に取得できる長所があるため実験効率が格段に向上する.効率の向上率は2-3倍に達し,反面若干精度が悪くなることがわかった.
    2.検査員の視覚特性に基づく検査能力曲線は知覚心理測定曲線によって作られることを示し,検査目的に応じた測定法と評価法のセットを提案する方法を提案した.
    3.従来通り単一の検査属性に注目した検査方式(1次元検査)に対し,2種以上の検査属性を重ね合わせて,精度を高める検査方式(多次元検査)を提案し,その有効性を立証した.

  • 信頼性設計の実用化のための複合材料画像解析システムの研究,基盤研究(C),1999年04月 ~ 2003年03月

    FRPパネルの目視検査画像より,欠陥部位の画像因子と形状評価因子を抽出するアルゴリズムを開発し,その有効性を実証した.実際の検査工程では欠陥の個数や大きさだけでなく,どのような性質の欠陥が発生しているかを調べることが重要となっている.欠陥部の形状をあらわす因子として,欠陥部の面積,明度,長さ,アスペクト比によって欠陥部の重要度を分類する実用的な分類法を模索した.その結果,画像情報と形状情報による欠陥の分類の重要度を重度,中度,軽度の3段階としたルールテーブルによる実用的なskill-basedカテゴリ分類法を考案した.この方法は,それぞれ評価因子がどのような性質を持っているかにより重要度を決定するための基準とし,2段階ルールテーブル評価での分類を行った.第1段階の分類では,欠陥の大きさを表す面積と欠陥部の種類や深さを表す明度によって重要度をつけた.第2段階目の分類では第1次分類よりもより欠陥部の形状によった重要度による分類ができるようにと,近似した楕円の長軸,アスペクト比による重要度の分類を行った.提案したルールテーブル法による分類アルゴリズムの有効性検証のため,3層人口ニューラルネットワーク(ANN)を用いて同一対象に対する分類評価を行い,両者の結果を比較して検証した.その結果,提案手法はANNによる分類よりも柔軟な分類が可能で,かつアルゴリズム中に熟練者など人間の経験知識を陽に生かせるものであり,パラメータの調整も容易であることを検証できた.また,検査画像に匹敵するシンプルな特徴属性情報に対して,被験者には視覚的に感じた度合いを一対比較のSD尺度で回答してもらう識別特性実験を実施した.ここで示す実験手法は,調査実験の方法を工夫することによって,調査データをANN解析するだけでなく,同時に実験計画法に基づく分散分析と,統計的手法である主成分分析が容易にできるよう設計されており,多角的に評価することを可能にした.その結果,5層砂時計型ニューラルネットワークの縮約効果によって,得られた結果は人間の識別特性の傾向が出ており,従来の主成分分析法と比較しても,非線形主成分分析として,より感度が高いことも示し得た.

共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • ICT(情報通信技術), 知(ナレッジ)の表現, モデル化, システム設計, 情報処理, コンピュータ・シミュレーション,産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望する,技術相談,受託研究,共同研究,その他

    ナレッジ(知)の科学とシステム(体系化)の技術を統合し、実現可能なシステム設計法の確立を目的として、人間とコンピュータのインタラクションを数理的に解析し、積極的にヒューマンエラーを包含したシステム設計の方法論および確率モデル化による統計的評価法に関する研究を続けています。人間の持つ高度な学習能力・推論能力に対して情報システムの高機能化をいかにして融合させるのかを、ソフトコンピューティングを応用した情報科学的アプローチから解明することができれば、情報が氾濫する現代社会において人間が情報を取捨選択する能力・効率をさらに向上でき、ひいては社会の発展に寄与できるものと考えています。 これまでに、人間の判別特性について検証し、従来では計算が難しかった確率現象の和事象における確率計算を上界下界という信頼区間での近似法を用いる新しい評価法を開発しました(特許出願中)。これによりヒューマンエラーの確率的解析が可能となり客観的評価の新しい指標を示すことができました。また本評価法は複数の入力チャネルをもつ同時計測から得られるデータの弁別あるいは評価を必要とする様々な分野への適用が可能ですので、例えば、複数のセンサー入力を必要とするヒューマンマシンインタラクション技術への応用が期待できます。

  • 【キーワード】データ解析/コンピュータ・シミュレーション/レジリエンス・エンジニアリング/ヒューマン・コンピュータ・インタラクション

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • データサイエンス入門演習,2024年10月 ~ 2025年03月

  • プログラミング1演習,2024年04月 ~ 2024年09月

 
 

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県総合教育センター データサイエンス入門研修 講師,2024年08月

  • 滋賀県総合教育センター 学校DX・情報化推進リーダー研修 第2回 講師,2024年08月

  • 滋賀県EBPM推進事業 データ分析実践セミナー,2023年07月 ~ 2023年09月

  • 滋賀県総合教育センター データサイエンス入門研修 講師,2023年07月

  • 滋賀県総合教育センター 学校DX・情報化推進リーダー研修 第2回 講師,2023年07月

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メディア報道 【 表示 / 非表示

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